不潔で見た目も悪いなという嫌な気持ち

旦那がカントン包茎の場合、大半の妻はまず衛生面について心配します。そもそも包茎自体が垢が溜まりやすく、あまり清潔に見えるものではありません。そこへ更にカントン包茎になると、包皮がより剥きにくく亀頭や陰茎も締め付けるため、性行為の際などは特に嫌な気持ちになりがちです。

また男性が女性器を見て性的興奮を覚えるように、女性も男性器の形や大きさに精神的な影響を受けます。ですから旦那がカントン包茎だと口淫や挿入へ抵抗感が生まれ、結果としてセックスレスになってしまう場合も珍しくはありません。夫婦であればコンドームを使わない性行為をするでしょうから、不衛生な男性器を挿入してほしくないという気持ちは当然のものなのです。

とはいえ、旦那の気持ちを考えて本音を言わない妻も多いです。誰かに気軽に相談できるようなことでもないですし、もしかしたら我慢をさせているかもしれません。よってカントン包茎を抱えている既婚者男性は、一度妻に対して本音を伺って見ることも大事でしょう。

性機能は大丈夫なのだろうかという嫌な気持ち

旦那がカントン包茎だと心配されるのが、男性器としての機能問題です。包皮先端の口の部分が極端に狭いため、酷いと射精が上手にできなかったり遅漏の症状が出たりします。妻はこれに対しても嫌な気持ちを抱いており、子作りをするときや普段の性行為のときにもやりにくいなという感情を抱いている可能性が高いです。

先述した見た目の問題とは違い性機能の問題は深刻度が上ですから、できれば治療をしてほしいと思っている妻も多いでしょう。元々性欲が強く性行為が大好きな妻であれば、余計に旦那との性行為に問題が起こるのはストレスになります。人によっては他の男性に目が向く、ということも起こり得るかもしれません。

ただ治療をするにもお金や精神的負担が掛かるため、妻からはなかなか言い出せないのが現実です。旦那の方が積極的に治療を検討し、前向きにカントン包茎と向き合うことで夫婦仲が悪化する危機は避けることができるでしょう。

まとめ

カントン包茎は、旦那だけではなく夫婦2人にとっての重要な問題です。見た目にも性機能の面でも懸念材料は沢山あり、長く良好な関係を続けていくためには大きな障害になるでしょう。

ただ旦那が積極的に何とかしようとしていれば、妻も一定の嫌な気持ちへの我慢ができるはずです。そもそも結婚に至るまでに様々な部分を好きになっているわけですから、カントン包茎でそういった要素まで壊してしまわないよう早期の治療が望まれます。