カントン包茎の程度次第で旦那さんと子作りはできます
カントン包茎には、症状別に分けた一定の程度があります。この程度を分けるのが包皮の締め付け具合で、仮に包皮を剥いても亀頭や陰茎の締め付けが軽いようなら旦那さんとの間で子どもを作ることもできるでしょう。
しかし重度のカントン包茎になると、包皮の締め付けが強烈になるため旦那さんが性行為中に痛みを感じる可能性が高いです。具体的には、膣の中で動かす際に包皮も一緒になって動いてしまうので、そこで痛みが生じることになります。
包皮の締め付けが軽いとまだこの痛みも我慢できる規模で済みますが、重度になると痛みで動くことができません。そして動けないと性的刺激を受けられず、精神的にも萎えてしまうことから、結果的に射精が上手にできなくなる状態に陥ります。
当然子どもを作るには、膣の中で射精をしなくてはいけません。そこが可能なのかどうか、これが旦那さんとの間での子作りの可否を分けるポイントとなります。一度激しい動きは抑えて、試験的に膣内射精ができるか確認してみるといいでしょう。
体外受精で子どもを作る選択肢も
挿入するのが難しければ、体外受精を利用する選択肢もあります。カントン包茎でも射精を行うことはできますので、旦那さんの精子を採取することは可能です。あくまでも膣内射精をするのが厳しいということであれば、一考の価値があるかもしれません。
ただし、クリニックへの相談に抵抗があるなどの壁もあります。費用も多く掛かることから、体外受精を選択するなら、寧ろカントン包茎の方を手術で治した方が継続的に性行為を行えてメリットが大きいでしょう。性行為は子作りのためだけのものではありませんから、セックスレスを回避するためにも重要なポイントとなります。
よってこればかりは夫婦間での相談にはなりますが、前向きにカントン包茎の手術を検討することが推奨されます。根本的な解決はこれしかなく、旦那さんへ言い出しにくいようなら勇気を出して医師に相談に行くのも手です。子どもは夫婦2人のことですし、二人三脚で取り組めると理想的でしょう。
まとめ
結論として、旦那さんがカントン包茎の場合でも子どもを諦めることはありません。その代わり自分自身も正しい知識を付けて、旦那さんのサポートをしてあげるべきです。
カントン包茎は単純なコンプレックスだけに留まらず、性機能そのものに悪影響を与えます。長く夫婦生活を続けていく上では、治療をする方が絶対に望ましいです。そのためにもまずカントン包茎の程度を確認して、どういう行動に移ればいいかを模索してみてください。それが子作りのためにもなります。